2016年2月25日
Facebookを見ていてまた素敵な本に出会ったので紹介します。
竹村健一氏の心に響く言葉より引用
『人生にはいろいろなことがある。
信じていた人に裏切られることも少なくない。
しかし、そのときケジメをつけようとして、相手に詰め寄らないほうがいい。
相手は「悪かった。もうこれからそんなことしない」と言うか、あるいはケンカになって別れるか、どちらかだ。
そして、すぐ謝るような人間は、だいたいまた同じことをやる。
ということは、どっちにしたところで、しょうがない。
文句を言ってもしょうがないし、ケンカ別れしてしまうと、もう会えなくなる。
そういうときは、人間ってそんなものなんだと、一種の諦観(ていかん)、あきらめを持つことだ。
済んだことについてはあんまり嘆き悲しんだり、相手をボロクソに言ったりしないで、いいほうに物事を解釈していかないといけない。
そういうほうが人間、簡単に言うとトクなのである。
トクと言っても、何も金儲けとかいうことではない。
腹を立てると血液が酸性になって身体にも悪い。
まず胃がやられる。
顔つきも悪くなる。
しかも怒れば怒るほどだんだん相手が憎くなって殴りたくもなってくる。
そんなのはエネルギーの損失でしかない。』
本当にその通りだと思います。
私は若いころから短気ですぐに頭に血が上り周りが見えなくなります。
相手を詰めすぎて相手と疎遠になってしまうことも少なくなかったです。
縁があって知り合ったのにその縁を結びきれずチャンスを棒に振ったことも多々あります。
若かった私も毎年1つずつ歳をとり、自分の体力の衰えを感じた時に
人を受け入れること
人を認めること
を覚えました。
「まるくなったね」と言われますがまだまだ自分の心の未熟さを痛感する
毎日です。