実は、引越しには『フリー便』や『帰り便』といった、いくつかの割引プランがあります。引越し業者の都合に合わせるプランが多いので、引越しの希望日や時間帯で融通を利かせられる場合は、料金がおトクになることも。
まずは、どんなプランがあるのか確認し、あなたの引越し条件に合うプランを選びましょう。
①遅い時間からおトクに引越し『フリー便』
引越しを開始する時間によっても料金が変わることをご存知ですか？
実は、遅い時間になるほど引越し料金は安くなります。
一般的に、引越し業者は1日の時間帯を大きく『午前便』『午後便』『フリー便』の3つに分けています。この中で一番安くなるのが『フリー便』。
事前に日にちだけを決めておき、引越し当日、業者の都合がいい時間に来てもらうプランです。
基本的には午後からになることが多く、引越しの予定を立てにくいですが、その分引越し料金が安くなります。時間に余裕のある方や荷物の少ない方、近距離の引越しに向いているでしょう。
②他の人の荷物と一緒に搬送『混載便』
『混載便』とは、同じ地域、方面へ引越しする他の人の荷物と一緒に搬送するプランです。人件費や燃料費、高速代などが割り勘になるため、料金が半額になることも。
ただし、同じ方面への荷物がある程度集まらないと搬送することができないため、荷物の到着日を指定できない点に注意してください。
③安くなるなら日時はおまかせ『帰り便』
引越し後のトラックは普通空っぽですよね。その空いたトラックに現地で荷物を積んで帰るプランを『帰り便』といいます。人件費や燃料費のムダを防ぐことができるため、引越し料金が安くなります。
ただし、いつ空っぽで帰るトラックがあるか、スケジュールが不定期なため、引越しの日程や時間は業者にお任せになってしまいます。
条件が合えば、長距離引越しの方はとってもおトクになりますよ。
④搬出・搬入は自分でやります『レンタル便』
友達や家族が手伝ってくれるなど、荷物の搬出・搬入に引越し業者を使わないという方は『レンタル便』の利用がオススメです。
レンタル便とは、引越し業者にトラックとドライバーのみ用意してもらい、搬送の部分だけを業者にしてもらうサービスのことです。
料金はもちろん通常よりも安く済みます。
引越し料金は、時期や曜日によって変わる！
引越し繁忙期は料金が高めに
新年度や新学期などを迎える2月下旬～4月上旬は、『引越し繁忙期』と呼ばれ、1年で最も引越 しが集中する時期です。この時期は、どの引越し業者も通常よりも高めの料金設定になっています。可能であれば、この時期の引越しは避けることをオススメし ますが、そうはいかない方も多いはず。『引越しのコツ』を読んで、少しでもおトクに引越しをしましょう。
平日を選ぶと割安に
引越し作業は、土日・祝日に希望者が集中するため、料金も高めの設定になっています。平日の引越しは料金が安くなるため、オススメです。
